検査結果のご案内
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肝臓系➡➡➡➡9急性・慢性肝炎肝硬変脂肪肝ASTのみ高値心筋梗塞溶血性貧血 などアルコール性肝障害薬物性肝障害慢性肝炎肝硬変閉塞性黄疸閉塞性黄疸甲状腺機能亢進症骨腫瘍脂肪肝当社基準値AST:~40(U/L)ALT:~40(U/L)当社基準値男性:~70(U/L)女性:~50(U/L)当社基準値38~113(U/L)高 値肝臓がん など多発性筋炎高 値脂肪肝肝がん肝内胆汁うっ帯 など高 値総胆管結石薬物性肝障害 などAST(GOT)当社基準値/~40(U/L)ALT(GPT)当社基準値/~40(U/L)主に肝臓に多く含まれる酵素で、肝臓の細胞が壊れると血液に出てきます。急性肝炎・慢性肝炎・肝臓がん・脂肪肝・アルコール性肝障害等が疑われます。ASTは心筋内にも多く含まれているため、ASTのみが高い場合は、心疾患・筋肉疾患が疑われます。ALTは肝臓の細胞に一番多く含まれているため、ALTが高値である場合、まず肝臓に問題があります。(急性肝炎、慢性肝炎、アルコール性肝炎、薬剤性肝障害、肝硬変、脂肪肝、肝臓がんなど)※有害物質による中毒や障害によって肝機能異常となり高値となる場合があります。γ-GT(γ-GTP)主に肝臓に多く含まれる酵素です。高い場合は、アルコール性肝障害・慢性肝炎・脂肪肝・胆汁うっ滞が疑われます。脂肪肝でも上昇します。ALP(アルカリフォスターゼ)肝臓、胆道、骨、腎臓、小腸などに多く含まれる酵素です。これらの臓器に障害があると血液中に流れ出してくるためその量を測定します。高い場合は、肝障害・甲状腺機能亢進症・骨疾患が疑われます。(*)ALPについては、令和2年度から国際基準(IFCC法)に合わせて測定方法が変更になっています。測定値は旧測定法(JSCC法)の約1/3となっています。当社基準値/男性:~70(U/L) 女性:~50(U/L)当社基準値/IFCC法:38~113(U/L)(*)肝臓系

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