➡➡➡オプション21腫瘍マーカーは、がん治療の効果や術後の再発・転移の有無を確認する際、よく用いられる検査項目です。体質的に高い方、喫煙で上昇する場合もあり、検査値が高いからといって必ずしもがんとは限りません。また、がんがあっても検査値が正常の場合もあります。(ただし、PSAは前立腺がんの早期発見に最も有用な検査として認められています。)この検査だけでがんの有無を判断はできませんが、定期的に検査することで値が上昇したときにがん発見の重要な情報になり得ます。PSA(男性のみ)前立腺がん・前立腺肥大症・前立腺炎などの疾患で高値になります。50歳をこえて一度も受けたことのない方にお勧めします。主に大腸がん・膵臓がん・胆管がん・肺がんのマーカーに用いられます。その他胃がん・乳がん・子宮がんや、慢性肝炎や糖尿病などで上昇します。また長年の喫煙習慣により、高値になる場合があります。主に膵臓がんのマーカーに用いられています。その他胆のう・胆管がんや、胃がん・大腸がん・肺がん・卵巣がん等で上昇します。がんではない婦人科疾患(内膜症・卵巣嚢腫)や呼吸器疾患(気管支炎・肺結核)、妊婦、糖尿病、一部の内服薬でも上昇することがあり、マーカーのみで判断するのではなく他の臨床所見と組み合わせることが有用です。CEACA19-9前立腺がん前立腺肥大症前立腺炎 など大腸がん膵臓がん胃がん子宮がん慢性肝炎膵臓がん胆のうがん胆管がん大腸がん胃がん など当社基準値~3.999(ng/mL)当社基準値~5.0(ng/mL)当社基準値~37.0(U/mL)高 値加齢高 値肺がん胆道がん乳がん肝硬変肺気腫 など高 値急性・慢性すい炎慢性肝炎肝硬変胆管閉塞当社基準値/~3.999(ng/mL)当社基準値/~5.0(ng/mL)当社基準値/~37.0(U/mL)腫瘍マーカー
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