検査結果のご案内
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オプション※ABC分類は胃の健康度をみるもので、胃癌を発見・診断する検査ではありませんのでご注意ください。*下記の方は正確な判定結果が出ないため、検査対象外となります。 ①ピロリ菌の除菌治療を受けたことがある方 ②食道・胃、十二指腸の疾患が強く疑われるような自覚症状がある方 ③食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの治療を受けている方 ④胃酸を抑える薬を内服中の方 ⑤胃の切除手術を受けたことがある方 ⑥高度の腎障害のある方23胃がん・胃潰瘍などの原因であるピロリ菌感染の有無を血液で調べます。ピロリ菌は胃潰瘍、十二指腸潰瘍、慢性胃炎、胃がんなどの病気と関連があるとされています。*ピロリ菌の未検査・未除菌の方が対象です。血液を用いて、ピロリ菌感染の有無と、ペプシノゲン検査(胃粘膜の萎縮の度合いをみる検査)を行い胃粘膜の健康度(胃がんになるリスク)をチェックします。ABC判定区分は下記の表のとおり、A~D群に分類され、今後の管理・対処法が決まります。<ABC判定区分>ペプシノーゲン法(萎縮度)ABC判定区分ピロリ菌未感染・健康的な胃粘膜と考えられ、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん等になる危険性は低いといわれています。今後も定期的な胃の検査を受けられることが望ましいです。A群ピロリ菌感染がありますが、胃粘膜の萎縮は軽度と考えられます。胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん等になる危険性はありますので、今後も定期的な胃の検査を受けられることが望ましいです。B群ピロリ菌感染があり、胃粘膜の萎縮が進行していると考えられます。胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん等になりやすいといわれています。定期的に内視鏡検査を受けられることが必要です。C群高度の胃粘膜萎縮があるためピロリ菌が胃の中に住めなくなった状態です。現在ピロリ菌は陰性ですが、過去に感染していた可能性が高く、胃がんになる危険性が高いので、定期的な内視鏡検査が必要です。D群(-)(+)(2+)(3+)(4+)ヘリコバクターピロリ菌の感染有無(-)A群D群判定説明(+)B群C群血中ヘリコバクター・ピロリ抗体検査当社基準値/陰性(-)胃の健康度検査(ABC分類)血中ヘリコバクター・ピロリ抗体、ペプシノゲン検査の2項目

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