令和7年度版企業支援施策ガイドブック
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146雇用・人材有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者など非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップに取り組む事業主の皆さまへF−18  「キャリアアップ助成金」は、有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者など、非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップを促進するため、正社員化、処遇改善の取組を実施した事業主に対して助成する制度です。 処遇改善前にキャリアアップ計画書の提出が必要になるなど、助成金受給に当たっては一定の条件があります。各コースの助成内容①有期→正規②無期→正規※正規には「多様な正社員(勤務地・職務限定正社員、短時間正社員)」を含みます。※支給申請回数は同一の対象労働者に対して1回です。ただし、重点支援対象者(注1)に該有期雇用労働者等を正規雇用労働者等に転換または直接雇用した場合(1人当たり) (注1:a雇入れから3年以上の有期雇用労働者、b雇入れから3年未満の有期雇用労働者であって、過去から不安定雇用が継続している者、c派遣労働者、母子家庭の母等、人材開発支援助成金の特定訓練修了者)※新規学卒者で、その卒業後当該事業主に雇い入れられた日から起算して1年未満の者は支給※正社員転換等制度を新たに規定し、当該区分に転換等した場合に加算 1事業所当たり1回のみ20万円(大企業の場合、15万円)※多様な正社員制度(注2)を新たに規定し、当該区分に転換等した場合に加算 (注2:勤務地限定・職務限定・短時間正社員いずれか1つ以上) 1事業所当たり1回のみ40万円(大企業の場合、30万円)加算①重度身体障害者、重度知的障害者及び精神障害者の場合 有期→正規 有期→無期 無期→正規障害者正社員化コース障害のある有期雇用労働者等を正規雇用労働者等に転換した場合(1人当たり)②重度身体障害者、重度知的障害者及び精神障害者以外の場合 有期→正規 有期→無期 無期→正規※正規には「多様な正社員(勤務地・職務限定正社員、短時間正社員)」を含みます。※助成額が対象労働者に対する各期の賃金の額を超える場合には、当該賃金の総額を上限額として当する場合は、第1期及び第2期の計2回です。対象とはなりません。支給します。40万円(支給対象期1期あたり)20万円(支給対象期1期あたり)60万円×2期30万円×2期22.5万円×2期30万円×2期22.5万円×2期33.5万円×2期※2期の支給額は34万円45万円×2期22.5万円×2期16.5万円×2期22.5万円×2期16.5万円×2期30万円(支給対象期1期あたり)15万円(支給対象期1期あたり)45万円×2期正社員化コース助成内容助成額中小企業の場合大企業の場合[労働関係助成金等]キャリアアップ助成金

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