令和7年度版企業支援施策ガイドブック
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2402 地域窓口(地域産業保健センター)ようにするための事業場における取組がまとめられています。 島根産業保健総合支援センターでは事業場における治療と仕事の両立支援の普及・啓発のため、次の支援を行っています。【支援内容】■研修等:事業者等を対象とした両立支援に関する研修・セミナーの実施。■相談対応:事業者、人事労務担当者、がん等の患者(労働者)からの相談に応じます。■個別訪問支援:支援を希望する事業場からの依頼に応じて、メンタルヘルス対策・両立支援促進員が事業場を個別に訪問し、制度の導入、管理監督者や労働者等に対して治療と仕事の両立への理解を促す教育等を行います。■個別調整支援:労働者(患者)が治療をしながら、安全に働き続けられるよう、就業上の配慮や職場環境の調整等を行う支援です。主治医の意見をもとに、事業者と労働者(患者)の話し合いを促進し、勤務時間の短縮、業務内容の見直し、通院などの配慮が受けられるように、計画(両立支援プラン)の作成を支援します。 これまで個別調整支援はメンタルヘルス疾患を除く全ての慢性疾患を対象としていましたが、令和6年度よりメンタルヘルス疾患も両立支援の対象となりました。メンタルヘルス疾患をもつ労働者の両立支援についても、お気軽にご相談ください。 治療をしながら働く人を応援するポータルサイト「治療と仕事の両立支援ナビ」も参照ください。 URL:https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/ 下欄の各地域窓口では、労働者50人未満の事業場に対して、登録産業医、登録保健師等の専門スタッフが事業主や労働者からの依頼により健康相談(保健指導)対応、訪問指導等の産業保健サービスを提供しています。[その他支援事業]

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