令和6年度版企業支援施策ガイドブック
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[その他支援事業] 「治療と仕事の両立支援」は、病気を抱える労働者が、適切な治療を受けながら安心して生き生きと働き続けられる社会を目指す取組です。 平成28年2月に厚生労働省から「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」が公表され、事業場が、がん、脳卒中など治療が必要な疾病を抱える労働者に対して、適切な就業上の措置や治療に対する配慮を行い、治療と仕事の両立ができるようにするため、事業場における取組がまとめられました。 このガイドラインの普及・啓発のため、次の支援を行っています。【支援内容】■研修等:事業者等を対象とした研修・セミナーの実施。■相談対応:事業者、人事労務担当者、がん等の患者(労働者)からの相談に応じます。■個別訪問支援:支援を希望する事業場からの依頼に応じて、両立支援促進員が事業場を個別に訪問し、制度の導入、管理監督者や労働者等に対して治療と仕事の両立への理解を促す教育等を行います。■個別調整支援:患者(労働者)や事業者からの申し出に応じ、個別の患者(労働者)に係る健康管理について事業場と患者(労働者)との間で労働者の健康管理の助言、両立支援プラン作成助言等治療と仕事の両立に関する調整支援を行います。 治療をしながら働く人を応援するポータルサイト「治療と仕事の両立支援ナビ」も参照ください。 URL:https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/(5)情報提供について 産業保健等に係る各種情報をウェブサイトに掲載しています。 また、毎月メールマガジンを配信し、定期的に情報誌「産業保健21」の配布を行っています。242

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